クリード チャンプを継ぐ男

前情報を一切調べないでこの映画を見ました。

ずっと気になっていたのでようやく見ることができました。

「ロッキー」シリーズのスピンオフ的な位置付けになるようですが、私はロッキーシリーズを一度も見たことがありませんでした。

ですがこの映画を十分楽しむことができました。

主人公アドニス、コーチをしてくれるロッキー、ヒロインのビアンカが主な登場人物です。リング上の打ち合いだけでなく、主役である三人の戦いにスポットがあたっており物語は進んでいきます。

私はこの三人の戦いに着目してこの映画を見ました。1人目は主人公のアドニスです。

彼はは世界的に有名なボクサーの父アポロクリードをもち、その父と愛人の子供です。

父は生まれる前になくなっており、その幻影を憎みながら追っていく日々が続きます。

終盤では現役チャンピオンとリングの上で戦いますが、アドニスが戦っているのは亡き父アポロクリードだったと思います。

2人目はロッキーです。アドニスをコーチしてくれるロッキーもかつては名を馳せたボクサーでアドニスの父アポロクリードと拳を交わした仲でした。

しかし癌を患っているということが発覚してしまいます。

奥さんを癌でなくしているロッキーは化学治療を拒みます。しかしリング上で父親の看板を背負って戦うというアドニスの決意を信じ、自らも癌と向き合うことに決めたのです。

そして3人目はヒロインのアドニスです。アドニスは進行性難聴をもつシンガーです。アドニスと同じアパートに住むビアンカは芯の強い女性で、父の幻影に惑わされているアドニスの背中を強く押してくれます。

いつか聞こえなくなってしまうことがわかっていながらもシンガーの道を進むビアンカもまた自分自身と戦う存在です。

もしかしたら前作を復習していれば、よりこの映画を楽しめるかもしれません。